お題「これまで生きてきて「死ぬかと思った」瞬間はありますか?身体的なものでも精神的なものでも」

お題「これまで生きてきて「死ぬかと思った」瞬間はありますか?身体的なものでも精神的なものでも」

 

 

私がこれまで生きてきて「死ぬかと思った」瞬間はあります。それは、高校生の時に友人とスキーに行った時のことです。

 

 

その日は晴天で、最高のスキー日和でした。私たちはリフトに乗り、山頂に到着しました。その後、友人たちと滑走を楽しんでいたところ、私は雪のかたまりに足を取られて転倒し、そのままリフト下部に向かって滑り落ちてしまいました。当時は初心者で、スキー場にもあまり行ったことがなかったため、リフト下部に着地する前に止まる方法を知りませんでした。

 

 

私は必死に手足を使ってリフトにしがみつこうとしましたが、落ちている途中で、なんと後ろから滑ってきた友人が私にぶつかりました。それでも私は諦めずにしがみついていたため、友人と私は二人一緒にリフト下部に落ちることになりました。

 

 

リフト下部に落ちた瞬間、私は足首を痛め、痛みに耐えながら息を止めることができませんでした。落下する前、周りを見回すと、大きな木がたくさんあって、足が引っかかってしまうのではないかと恐怖を感じました。私は友人たちに助けられ、無事にリフト下部に降りることができましたが、その瞬間は本当に死ぬかと思ったほどでした。

 

 

この出来事以降、私はスキーの技術を向上させるために、スキー場に頻繁に通うようになりました。また、危険なスポーツをする際には、自己防衛のためにしっかりとした装備を着用し、安全に配慮することを心がけるようになりました。

 

 

身体的な危険だけでなく、精神的な危険にも直面した経験があります。大学生の時、私は自分の将来に対して深い不安を感じていました。就職活動を始めたばかりで、自分に適した職業が見つからず、何もかもがうまくいかないように感じました。その時期は、将来に対する不安や社会との接点を持つことに対する恐怖から、自分自身を追い詰めてしまい、うつ病に陥ってしまいました。

 

 

その時は、自分自身がどこにも居場所がないような気がして、生きることがとてもつらかったです。何もかもが嫌になり、何も手につかなくなってしまいました。自分自身を責めて、過去の自分と比較して悔しさや自己嫌悪に苛まれ、自分を責めるような言葉が頭の中でグルグルと回り続けました。

 

 

その時は本当に自分が死ぬのではないかと思いました。毎日が辛く、暗いトンネルを歩いているような感覚で、自分には何の光明も見いだせなかったからです。しかし、家族や友人の支えや、専門の医療スタッフからのサポートを受け、少しずつ回復していくことができました。

 

 

今では、その経験を乗り越えたことが自分自身の強さになっています。自分の弱さや限界を認め、助けを求めることが大切だと学びました。また、自分自身の感情や気持ちを表現することが大切であるということも理解することができました。この経験を通して、自分自身や他人の気持ちに寄り添えるようになったと感じています。

 

 

人生にはさまざまな困難や試練がありますが、自分自身や周りの人たちに支えられながら乗り越えていくことが大切だと思います。自分が苦しんでいる時には、必ずどこかに明かりが見えていると信じて、一歩ずつ進んでいくことが必要だと思います。